在宅医療での床ずれケア

褥瘡(じょくそう)ってご存知ですか?

いわゆる「床ずれ」と呼ばれているものですね。

今回は訪問看護で実際に行なっている床ずれケアの様子を

紹介したいと思います。

高齢者の方は皮膚の水分が少なくなり、弾力性が減り

圧迫や摩擦・ずれなどの刺激に対して抵抗力が低下します。

訪問させて頂く利用者様の中には

床ずれが出来てしまっている方もおられます。

写真のAさんはお尻とかかとに床ずれがありました。

※床ずれの治療として

1.清潔に保つこと

2.局所にかかる圧力を最小限にすること

 (エアーマットの使用など)

3.適切な軟膏の使用

4.栄養の改善

Aさんにはエアーマットを導入し、

毎日の訪問時に洗浄と軟膏を塗っています。

もちろん、栄養のあるものを食べるように頑張って頂きました。

その甲斐があってか、お尻の床ずれは綺麗になりました✨

しかし、かかとの床ずれがなかなか良くなりません。

そこで、看護師・リハビリスタッフでミーティングを行い

足浴を試す事になりました♨️

ちょうどリハビリで車椅子に座る練習を開始していたこともあり

車椅子に座って足浴を行う事に♪

足浴の気持ちよさもあり、Aさんも楽しみにされています☺️

足浴しながらボールも握り、

限られた訪問時間を無駄にしません👍✨

足浴でリラックスした後は、

リハビリスタッフによる運動も行い

ご自宅にいながら病院と同じようなケアをしっかり受けて頂いています。

今ではお尻とかかとの床ずれは

ほとんど治ってきています。

Aさん、あと少し一緒に頑張りましょうね!!

〜羽衣訪問看護ステーションでは〜

健康状態の観察、点滴、胃ろうのケア、注射、尿道留置カテーテルの管理など

専門スタッフによる医療行為を行います。

その他、病状悪化の防止・回復、療養生活の相談とアドバイスなども行っていきます。

気軽にご相談ください✨

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